足が速くなるために大事なこと

速く走る上で大事なこと

札幌でかけっこ教室や個人レッスンを行う飯田です。

最近、個人レッスンを行う前やレッスン中によく聞かれる質問は、どんな練習を続けたら足が速くなりますか?

という質問です。

足が速くなるにはこれが1番大事

足が速くなるためには、もちろんおすすめの練習方法もあるのですが、それよりも私が大事にしていることはメニューをこなしていく順序です。

このメニューがいいですよ、これが足が速くなりますと言って思いついたメニューをただ単にこなしている様なレッスンではなかなか記録を伸ばすことが困難です。

特に初めてレッスンを受けられる子や方は、「こんな練習を習いました。」「その練習知ってます。 」と教えてくれることが多いのですが

よくよく話を聞くとなぜそのタイミングでそれを教えられたんだろうと言った話が多く聞かれます。

実は、足が速くなるポイントはいかに順序よくレベルアップしていけるかによります。

新しいことを習う時ってどんなことも同じだと思います。

体操で後転で後ろに回る感覚も掴んでいないのにいきなりバク転に挑戦することはないですよね?

なのに、走り方の練習となるといきなり手足を大きく動かしましょうとか、目線はまっすぐで〜なんておかしいと思いませんか?

理想は、一つ一つやり方を説明しなくてもこれはさっき行ったものと同じ感覚でやればいいのかな?

と自分自身で気づけるように徐々に応用を効かせたメニューにチャレンジしていくことです。

そんな理想の順序を守って走り方のメニューをこなしていくとほとんどの場合足が速くなったと実感できる様になる程になります。

個人レッスンの場合は、そういったメニューの順序ももちろんのことどこでつまづいているかのチェックも行っています。

すでに出来ている項目をひたすら練習していても時間の無駄でしかありません。

どの段階までできているか、もしくはどの段階が特に苦手かと言ったところを全体の走り方やランニングドリルの動きなどをみてこちらで判断していきます。

できていない項目については動きの中で修正することもあれば、それができない原因が基礎体力のもの(フィジカル)にある場合もあります。

例えば、腕振りをもっとはやく!と言った声かけを続けていて全然動きが変わらない場合はスキルや意識の問題なのでしょうか?

動きが変わらないということは怠けているのではなく、その理想の速さを生み出す元々のパワーが不足している可能性がありますしそもそも肩や肩甲骨の動きが不十分なことだって考えられます。

大事なのはやはりここ

足が速くなるためにはそういった細かい順序やステップが大事です。

そこを間違わなければ初めて走り方を習った子はもちろん伸び悩んでいた子さえ壁を越えていくことができる場合が多く存在します。

速くなるスピードに個人差はあるもののそう言った順序に触れてこなかった方にはぜひメニューの組み立てに意識を置いてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

現役時代は中学、高校と100mで全国大会に出場し、大学生時には4×100mRで日本選手権で7位入賞を経験。引退後も小学生・中学生・大学生と幅広いが学年の走り方やトレーニングを7年指導。多数の全道優勝者を輩出。大学生からは的確なアドバイス、小学生や中学生からは楽しい練習、トレーニングが好評。