ブログにアクセスしていただきありがとうございます。
札幌市中央区円山で姿勢改善を専門にパーソナルトレーニングを指導している飯田です。
足が速くなりたいと想うあなた、子どもの足を速くしてあげたいとお父さんお母さんの皆さん
足が速くなるためにはまず今回から書き進める知識編の内容を理解した上で、今後紹介予定のトレーニング編やスタート編などの各セッションをご確認ください。
また、今までのブログの内容も参考になりますので今までの投稿もぜひ1読ください。
◆足を速くするための考え方
◆足を速くするための考え方②
◆足を速くするための考え方③
どっちのタイプ?
まずは足が速くなりたいと漠然と思っていても何をしたらいいかわからないという方が多いのではないでしょうか。
そんな方は足が速くなりたい方や速くしたい方が次のどっちのタイプかを確認しましょう。
- 脚の高回転を得意とするピッチ型走法
- 歩幅を稼いで進むのが得意なストライド型走法
どちらがいいということではありませんので、まずは走り方を思い出しながらほかの方と比べてどちらが得意かを見極めておきましょう。
ほとんどの方が短距離の中でも100mや運動会に向けてということで短くとも60m~80mくらいでの速さを求めている方が多いのではないでしょうか。
今回は100mを例にとって少し説明させていただきますが、それより短い距離を走られる方も十分参考になる内容になっております。
短距離でも区間分けされる
100mの場合、スタート地点(0m)からゴールするライン(100m)までに大まかに3つの区間が存在します。(小学生は異なりますので後に載せてあります。)
- スタートダッシュ区間(0m~約20m)
- 加速区間(約20m~50m)
- 中間疾走区間(約50m~100m)
人によってこの区間が異なるのですが(足が速い人ほど加速区間の距離が伸びます)この3つによって走り方を少し変化をつけていかなければなりません。
スタートダッシュ区間(0m~20m)
この区間は止まった状態から徐々にスピードが乗っていくまでの区間です。
ポイントは初速が0ということです!
爆発的に全身の力を地面に伝えて走っていく区間となります。足が速くなりたい、極めたいという方はここの区間を速くするトレーニングや練習がかなり大切になってきます。
練習方法などはトレーニング編やスタートダッシュ編などでお伝えしていきます。
もちろん爆発力を養うことが必要不可欠なのですが、小学生や中学生など身体が成長しきっていない子には正しい体重の移動などを覚えるような軽い下り坂でのダッシュもおすすめです。
加速区間(20m~50m)
この区間はスタートダッシュとそのあとの中間疾走を取り持つ関係となっていて、スムーズにスピードへ乗っていくための区間となります。
短距離で大事なのは前傾姿勢とよく聞いたことがあると思いますが、スタートで保ってきた前傾姿勢から身体を起こしきるところまでの区間だと覚えてください。
小学生や中学生でこの区間をうまく走れるようになる必要はまだありませんが、短距離でトップを目指すような選手や本気で短距離を極めたい方はうまく走れてほしい必須の区間です。
この加速区間で大体の方がトップスピードに近づくためこの区間が終わったころには順位や足の速さが際立ちます。
中間疾走
この区間は身体が起き上がってスピードに乗り切った後の区間を指します。
必ず、どんなに足が速い人でも50m~60mあたりでスピードのピークが来ます。
なのでこの区間に入ったら無理に足をさらに速く動かそうとしたり力を入れてはいけません。
いかに減速を少なくするかが100mを速く走るためのコツなのです。
小学生の区間分け
とはいうものの上記の区間は成人の場合のものです。小学生の場合はまた区間分けが異なってきます。
運動会で速く走りたい場合は以下のように区間分けになると思いましょう。
0m~30m スタートダッシュ区間
30m~ 中間疾走
0m~40m スタートダッシュ区間
40m~ 中間疾走
成人の方の区間分けと大きく違うところは加速区間がないところです。
正直言って小学生の時期に加速区間の練習は私はまだ速いと考えています。
陸上大会で都道府県上位や全国大会レベルの子を指導されている方は加速区間の考えも取り入れる必要があるかもしれません。
大事なのは、いかにスタートをうまくおこなってリードを保てるかです。
小学生の間は身体の発達に応じた考え方やトレーニングがとても重要になってきますので決してその時期の無理なトレーニングや走り込みは控えましょう。
まとめ
さて、最初は走りの2つのタイプを知るこについてお伝えしてきました。
今後投稿する予定である、スタートダッシュや中間疾走でのトレーニングや考え方などの分野でもタイプ別でお伝えしていく予定ですのでぜひどちらのタイプか考えてみてくださいね。
タイプがわからない方は直接メッセージをいただけるとお答えできますのでどうぞご利用ください。
2つ目は区間分けについてでしたが、成人と小学生で少し考え方が違うので気を付けましょう。
まずはこのさき続く、知識編を読み進めてください。
ぜひ足が速くなるための考え方や知識をトレーニング編に入る前にためておきましょう!
追記:この先の投稿も気になる方はブログ購読してくださいね。
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